俺様男とLOVEバトル
私の言いたい事がわかったらしく、ニヤリとまた不敵な笑みを浮かべて…


「感じまくった色っぽい顔」


……な…なんですと?


かっ…感じまくったですってぇー?!


慌てて自分の顔を隠した。


恥ずかしすぎる。


「よくそんなセリフ簡単に口に出来るわね」

「おまえにだけな」


「はぁ?馬鹿じゃないの」


本当信じらんない。


こんな奴に絶対惚れないから。


間違ってもコイツだけは…ない!


「あーっ!!!」


「…っ、なんだよ?」


あ、声デカすぎた。


「だってあんたのせいで仮眠時間が減ったー!」


がっかりして肩を落とす。


貴重な時間なのにーっ。



「感じたんだから、いいじゃん」


「まだ言うかぁー!全くもう…」


悪びれる様子のないヘンタイ馬鹿男を無視して、残り少ない仮眠に入った。




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