姫のような王子様[続]

＊１

○羅夢side○





私たちは、只今高校２年に無事進級できました！！


クラス替えはないらしくて、悴とまた、同じクラスです♪

あれから、悴とは喧嘩もあるけど何とかやってます！



唯つ変わった事と言えば新入生がいっぱい！！



その中にもダントツで女子に騒がれてる子がいました。

それが、コレがまた美人な男の子でした。

でも、なんというか、不良？
女の子に軽いんです！！

悴とは正反対！！！


名前は

碧海　圭　（あおみ　けい）



それはなんと悴の弟で！！！




あんまり関わらないようにしようと思ってたのに・・・・・・・。




「あんたおもしろいね。名前は？」



さすがに名前教えるだけならイイと思い教えた所。



「ふーん。羅夢かぁ。可愛いね。俺の女になる？」






・・・・・・・・・


はぁ？！？！




「なりません！あなたみたいな軽い人なんて！！」



思いっきり拒否したらドンドン迫るばかりで



「羅夢が手に入れば他の女なんていらないから。」




ヴ。


そんなこと言われたってー



「私には彼氏いますもん！！」


私がそう言っても平然とした顔で



「知ってるよ？兄貴でしょ？」




はぁぁぁ？！！？

知ってるならなおさらなんで？！



「なら、諦めてください！」




「え？なんで？兄貴ヨリ俺にはまればイイことでしょ？」



そんなこと言われたって、私が悴の事スキって気持ち変わらないし。



「多分。いや絶対！！ないと思います！！」



私が断定すると圭君は笑った。