姫のような王子様[続]
○悴side○
あぁ~。
今日も圭にメッチャ邪魔されたぁ(怒)
アイツは一体何なんだ。
ムカつく!!
いつも、必要以上に絡んでくるし。
俺はイライラしながら家に帰ると、俺の家の前で誰かが話してる。
ちょっと俺は空気を読み遠くから見張っていた。
良く見ると、圭と女子1人。
なんだなんだ?
修羅場ってやつか?
でも、圭が選ぶ女子にしては清楚って言うか、大人しめって感じだなぁ。
ちょっと近くに行って聞いてみると
どんどん声が聞こえて来た。
「私、本気で圭君と付き合いたいです!!
遊びじゃなくて!!」
うわぁー。
告白現場だったぁー。
でも、圭はフルな。
だって、圭が遊ぶのはもっと軽そうな女だけ。
「ごめん。無理。」
ほら。
な?
「なんで?」
お。
今回の子は喰いつくなぁ。
「なんで?だって、君みたいな子無理。」
圭は冷めた目で笑っていた。
あーぁ。
いつからあんな子に育っちゃったのか。
「ひどいッ!!」
そう言って女子は走ってどこかに去って行った。
俺もそろそろ出るかと思い歩いていると
圭の顔が・・・・・