姫のような王子様[続]





はぁ~。


なんか杏ちゃんに朝言われてから今日1日意識しまくりだったよぉ/////


結局今日もう放課後だし。


こんなんでお泊りなんて平気なの?!


放課後はもうみんなクラスに居なくて、

私は今悴待ち。
悴はなんか先生に呼ばれて職員室に行っちゃった。


そんな静かな教室で1人でバタバタ騒いでみた(笑)

そしたら、ドアが開いた。

悴?!
と思い期待して振り返るとそこには悴じゃなく

悴に似た圭くんだった。


「あれ?圭くん?今悴いないよ?」


圭君は何も言わずにこっちに近寄ってくる。

え?

なに。


「羅夢。」


そう言って一瞬で目の前は真っ黒。


匂いは悴の家の匂い。

に、香水が混ざってるかんじ。



あぁ。
圭君に抱きしめられてるんだ。







・・・・・・・?!





だ・・・・・・抱きしめられてる?!







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