姫のような王子様[続]
珍しく圭君にお礼を言われてビックリした。
でも、なんか圭君の顔がすっきりしてたような気がして安心した。
「あ。それと、羅夢の事今!マジで好きになっちゃった♥」
そう言ってピースサインをして走って帰っちゃった。
そうしたら入れ替えのように悴が戻ってきた。
「今圭と2人ッきりでいたの?!」
息を切らしていた悴。
珍しい。
「うん。ごめんね?」
悴の顔は一瞬引きつった。
「なにもされてない?!」
されたと言うかしちゃったなぁ。
「大丈夫♪」
ギューなんてあいさつじゃん。
イチイチ言わなくてもいいよね。
それから、私の家に一緒に向かった。