姫のような王子様[続]
そして圭は自分のクラスに戻った。
はぁ。
こんな感じの生活がココ何日か続いています。
だから、悴と話してても圭が邪魔してくるし。
だから、最近めったに2人ッきりってゆうのが全然ない。
それがなんかさびしくて・・・・・・。
そんな事思ってて今日もまた1日が過ぎる。
帰ろうとしたら悴が来た
「一緒に帰ろー?」
うきゃー!!
下アングル!
そして上目使い。
悴はどうやったら可愛く見えるか研究してるのか?!
「うんッ☆」
なんか久しぶりな感じ。
歩いているといつもの交差点になった。
いつもは
私が左。
悴が右。
に別れる。
ちょうど握っていた手が離れる所。
でも今日は悴が手を離さない。
いつもはココでバイバイなんだけど今日は違くて
「ねぇ。今日うちに来ない?」
って悴が誘ってくれた。
突然でビックリしたけど、嬉しかった。
もうすぐ1年だけどなんだかんだで初だよ!!
彼氏の家とか憧れだぁ。
「イイの?行くッ♪」
ウキウキしながら言うと悴はクスって笑って
「じゃあ、今日はこっちね。」
そう言って手を引っ張ってくれた。
なんか、いつもとちょっと道が違うだけで不思議な感じ。
なんか、1歩1歩歩いてるうちにドンドン心臓が高鳴る。
どこだろう?
辺りをきょろきょろしてたら大きな白い一軒家があった。
家のデザインはオシャレでモデルルームみたいだった。
なぜか悴はそのモデルルームの家の前で足を止めた。
ん?
もしや!!
「はい。到着♪」
悴の家って豪邸ーーー!!!!