姫のような王子様[続]
そんな言葉が頭の中でグルグル回ってる。
うーん・・・・。
悩んでるうちに学校に着いた。
悴はいたって普通で・・・・・。
もしかして、そんな重大な事じゃないかも?!
そんな希望の光が見えて来たから、忘れることにした。
教室に行くと、いつも通りの風景。
でも、珍しく杏ちゃんと、玲央君が一緒にいる。
どうしたんだろ?
まぁ、席が近いから当たり前なんだけれども。
とりあえず席に着く。
「おはよ。」
杏ちゃんが声かけてくれた。
「おはよッ☆」
そうすると玲央君も悴にあいさつしてた。
そして、悴はポケットを探ってた。
「どうしたの?
忘れ物?」
私が聞くと悴の顔が青ざめていった。