危険男子
────…………数十分後。
「す、すみません……。混乱してしまって……」
あたしは軽く頬を赤らめながらソファーに座っていた。
生徒会長さんがリビングまで運んでくれたらしい。
もーッッ!!
ホント恥ずかしいったらありゃしないっ!!
しかも向かい側に座ってる3人の男たち。
なんか、みんなかっこいいんですけど………。
兄弟?遺伝子?
なんか羨ましいよ、キラキラしてて。
「とりあえず、自己紹介といきますか。初対面もいるし」
生徒会長さんがにっこり笑って促した。