危険男子





か、顔が……。
彪真くんの顔が昨日の顔になってます……。

なんか怖いよーッッ!!



あたしはそのままこくこくっと頷いた。


彪真くんはにやりと笑い、またいつもの笑顔で女の子と話し始めたのだった。



「ひなき?」


美央があたしの異変に気がついたのか、話し掛けてきた。


と、とりあえず、ここで話すわけにはいかないっ!!

あたしは美央を引っ張り、ダッシュで校舎内に入っていったのだった。
 
 
 
 
 
< 46 / 69 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop