危険男子





突然、頭上から声が降ってきた。


びくっと肩を震わせながら振り返ると……。










「あれ?ひなちゃん?どうしたのー?」



…………灯真くんがいた。





な、なんで!?
だってさっき抜かしたよね!?

まさか瞬間移動!?



「い、いえ……。なんにもしてないですよ?ほら、美央行こー」

あたしは慌てて美央を押しながら屋上を出ようとした。 
 
 
 
 
 
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