【短編】タイムカプセル
「……………」
タクヤ……タクヤはあたしの中にいるの?
あのね、タクヤ。
あたしもずっとずっとタクヤが好きだった。
もう会えなくなっちゃったと思ってたんだけど、それは違うね……。
タクヤはあたしの中に生き続けてくれてたんだね
風が優しく吹いて、あたしの髪をなびかせる。
それはタクヤからの返事なのかもしれない。
──────ずっと一緒にいよう、マヤ。
大好きでした
【end】