【短編】タイムカプセル



タクヤとは近所ということもあって、すぐに打ち解けた。




でも、あたしが中学3年の卒業式と同時に市内ながらも、けっこう離れたところに引っ越しをしてしまった。




たまにタクヤとは連絡をとりあって、一緒に遊んだりしているうちに、時間はあっというまに過ぎていった。




















そしてあの高校2年生の夏。



タイムカプセルを埋めた同じ日。









































タクヤとは一生会えなくなってしまった。


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