運命

「花憐?どうしたの?」

どきっ!

突然、玄関のドアが開き聞きなれた声が聞こえ驚いた
「あっお母さん・・ううん。何でもない・・今、帰ったとこ」

「風邪引くから早く入りなさい。」

バタン・・・

自分の部屋ー

私は、部屋に入るなりすぐにベッドへと顔を埋めた

(優太の声が聞きたい。あの電話の続きが気になる)

そんなことを思いつつ私はそのまま眠ってしまった。

その夜、私は夢を見た。
優太と付き合っていた頃の私と優太が楽しく会話してる。
なぜかそこには凪がいない・・凪は違う男と一緒にいた。

(何で?優太と付き合ってるんじゃないの?凪が付き合ってるって言ってたじゃん・・・・)

・・・・・・・・・・ー

そこで夢は覚めてしまった・・・

「何だったの?」

前にもこの夢を見たことがあった


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