運命
過去の続き・・・告白
優太と一緒にいる事が当たり前のようになっていつの間にか4人で居ることがなくなっていた
話す時は話すけどすぐに鈴子と卓は二人の世界に入り込む
気づいた時には優太と二人だけでなんだか寂しかった
そんな私を察したのか、優太が話しかけてきた
「花憐、今日どっかいかねー?てか、今日は俺に付き合って」
「??うん。わかった」
疑問に思いつつ放課後優太に着いて行った
「ここ座って。」
数分歩いたところで優太はある公園のベンチに座るよう私を促した
「うん。」
ストン・・・
私が座ると優太はその隣に腰をおろした
優太はゆっくり話し出した。
「・・・あのさぁ・・話あんだけど良い?・・今聞いて欲しい・・」
「??うん?いいよ。何?」
優太は深く深呼吸をして真剣な目をして私を見ながらこう言った
「俺。お前が好きだ。付き合ってほしい」
「へ??」
私は咄嗟に頭が混乱した
優太は戸惑う私を見て・・
「突然こんなこと言ってごめんな。答えはゆっくりでいいから」
「・・コクン・・」
咄嗟にうなずいた