運命
私はすぐに近くに行き笑って言った

「皆ありがとう♪♪今まで凄く楽しかったよ!最高の学校生活だった…本当にありがとう……」

ギュッ

「俺らも凄く楽しかったぜ!!また会おうな♪日本に帰って来る時は鈴子とソッコー迎えに来るぜ」

卓は鈴子の肩を抱きながら私にニカッと笑った

凄く嬉しくて涙が流れて来た

ポタポタ…

「俺も楽しかった…ぜってぇ帰って来いよ!!花憐…大好きだ♪3年後に必ず迎えに行く!そん時、大事な話しがある…それまでまたな♪♪」

ギュッ

私は優太に抱きつき泣いた
「……グス…う゛っ…優太ぁ…3年後に…必ず帰って来るよ…私も大好きぃ…」
「花憐、またな…」

そう言って優太は優しく私の唇にキスしてくれた

長く深いキス…甘くて幸せな時間……

「あぁあ、こんなところでキスしちゃって…恥ずかしい事ね~!」

そんな中突然背後から声が聞こえた

私と優太は驚き卓と鈴子も後ろを振り返った

そこには凪が腕組みしながら呆れた目付きで立っていた

「何で…!!」

私はギュッと優太の手を握りしめて後退りしてしまった
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