運命
「まったく、怖がらなくてももう何もしないわ…本当にごめんなさい。貴女の事知ろうともしらずに酷い事した…本当にごめんなさい」

しかし、凪は途中笑っていたが真顔に戻り頭を下げて謝ってきた

私は頭を上げさせようと凪に近づき言った

「ううん、凪は本気で優太の事を想っていたんだと知れて良かった…もう起きた事は戻せない…だからもう良いの!けど、二度と同じ事はしないで欲しい…」

私は凪の目を見つめて返事を待った

「……ありがとう…あんたに会えて良かったよ!私は貴女達の事を応援するよ…留学するんだってな…もっと早く貴女の事知ろうとしたら仲良く出来てたかもな!」

凪は私の手を握りしめて笑って涙を流した

私は凄く嬉しくて凪の手を握りしめ返した
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