運命
保健室ー
保健室に入り、先生は見て驚いて急いで処置してくれた
先生には転んで怪我をいたと伝えた
本当のことを言ったら騒ぎになるから・・・・
それから、先生は職員室に行ってしまい卓と二人きりになった
まだ震える体を押さえて卓にお礼をいう
「ありがとう・・・」
「いや、別に。話しは鈴子から聞いた・・けどそれがホントなのか知りたくて花憐ちゃんのクラスに行った。そしたら、変な雰囲気だったしおかしいと思ってきて見たらヤバイって思った・・・いつの間にか怒鳴ってた」
卓は複雑な表情をして俯いてる
「ひどいよ・・・誰がそんな嘘を言ったの・・・私は何も言ってない!私は鈴子の事をそんな風に言ったことも思ったこともないよ!鈴子はたった一人の大切な友達だもん・・・でも鈴子に信じてもらえなかったことが悲しい・・・・」
「そっか・・・俺は花憐ちゃんを信じるよ。鈴子がしたことはれっきとしたいじめにしか見れない・・・そう簡単に許せることじゃない・・だけど、鈴子以前に誰がそんなことを・・・?」
卓は険しい表情で窓の外を見つめた・・・