運命

それから午後の授業がおわり、放課後また優太を探しに戻った
しかし優太はいなくて校舎にはいり教室に向かう

「キャハハハハ♪マジ優太ウケるぅ」

そのとたん、廊下を歩いてると向かい側から笑い声が聞こえてきた
聞き覚えのある声の方へと目を向けた

目の前には壁に寄りかかり楽しそうに話す優太と凪がいた
私は呆然と立ち尽くしその光景を見ていた

(優太・・・?凪が言っていたことは本当なの?)

頭の中で飛び舞うあのときの凪の言葉・・・
”何度も好きだ!って言ってキスしてくれた♪”

二人が話そうが関係ないかもしれないけどやっぱり悲しい・・くやしい・・

もぅ優太も解らない・・・・

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