運命

それから私はある場所へと来ていた

そこは優太との秘密基地。
「着いた~やっぱ綺麗」

ストン

木に寄りかかるように座って空を見上げた
ここに来るのは最後にしよう・・・

留学を決めた理由・・最初は優太の側にいたいって思ってた
優太の事ばかり気になって余計辛くなるから・・・

それとね。もう優太の隣には凪がいる以上無理だと思った
ううん。違う優太と別れてそして再び再会した時からそう感じてたのかもしれない・・・

優太は前とは少し変わってしまったから。
私に対する態度も含めて素っ気無くなり周りの女子とかわらない口調。
もう二度とあの時には戻れないそう感じてしまった

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