運命

涙の訳


私はいつの間にか学校を抜け出し家の前にいた・・

(あれっ?私・・学校抜け出して来ちゃった。今頃鈴子心配してるだろうなぁ)

その時だった、ポケットに入ってる携帯が鳴り出した。
♪♪♪♪♪~~~

電話をかけてきた相手は、優太だった・・・

(私のケー番消さないでくれていたんだ・・何だか嬉しかった)

おそるおそる電話にでる

「もしもし」

「花憐。誤解すんなよ。俺たち付き合ってないから・・」

「優太ぁ相手にしてよぅ」

電話の向こうから女性の声が聞こえる
その声は凪の声・・・

「るせぇな。花憐、俺はまだお前が好き・・・・ぶちっ」

プープープープー・・・

突然電話は途切れた。

(優太は何を言おうとしたの?何で突然電話なんか・・?」

「優太・・・」

久しぶりに話しをして声を聞き私は何だかそれだけで嬉しい気持ちでいっぱいだった・・・
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