君と僕を繋ぐもの~絆 次世代編~
真面目に机に向かう
龍生に、美音は言った。
「ねぇ…龍生。」
「…何だよ?」
テキストから顔を上げる龍生。
「龍生って、
好きな人居ないの?」
「…居たら何だよ?」
「ううん…
気になっただけ。」
「何だそれ。
知ってどうするんだよ?」
「それは…。」
美音は何も言えなかった。
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