君と僕を繋ぐもの~絆 次世代編~
その頃、美音は
泣き疲れて
マットの上で
うずくまっていた。
(お腹空いた…。)
昼のお弁当を
ダイエットの為に
少なめにしてきたのが
いけなかった。
脱出しようと
躍起になったせいで
体力もあまり
残っていない。
その時だ。
『ガチャガチャ…
ガタン!!』
と音がして、扉が開いた。
暗かった倉庫内に
光が差し込んだ。
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