君と僕を繋ぐもの~絆 次世代編~
翌日、父親は
美音も部屋に呼んでいた。
「何?話って。」
「いいから、座りなさい。」
「うん…。」
「龍生から聞いたよ。
嫌な事されたんだって?」
「うん、でももういいの。
龍生が懲らしめてくれたし、
すっきりしたから。」
「本当に、大丈夫か?」
「え?」
「美音は昔から何でも
1人で抱え込む
くせがあるからな。」
「あ…。」
「だから心配だったんだ。
きっと傷ついている
と思って。」
「ありがとう…パパ。」
「美音、嫌な事や
辛い事があれば
いつでも遠慮なく
言ってくれよ。
その為の親なんだから。」
「うん。」
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