君と僕を繋ぐもの~絆 次世代編~
美音はてっきり、
小さい頃に龍生が
拐われかけた事を
言っているのかと思った。
「はい。
…あの、それって
拐われかけた事ですか?」
「えっ、違うわよぉ。
もっと前。」
「え…?」
「まさか、知らなかったの!?
あたしはてっきり、
知ってるとばかり…。」
「あの…
何か隠してる事が
あるんですか?」
「ううん、隠してる
訳じゃないんだけどね。
まだ伝えるには早いからって
時期が来たら教える事に
なってたんだけど…。
どうやら早すぎたみたいね。
今のは忘れて。
あたしも今日は帰るわ。
またね、美音ちゃん。」
紗英は手を振って
帰っていった。
美音は首を
傾げながら中へ入った。
小さい頃に龍生が
拐われかけた事を
言っているのかと思った。
「はい。
…あの、それって
拐われかけた事ですか?」
「えっ、違うわよぉ。
もっと前。」
「え…?」
「まさか、知らなかったの!?
あたしはてっきり、
知ってるとばかり…。」
「あの…
何か隠してる事が
あるんですか?」
「ううん、隠してる
訳じゃないんだけどね。
まだ伝えるには早いからって
時期が来たら教える事に
なってたんだけど…。
どうやら早すぎたみたいね。
今のは忘れて。
あたしも今日は帰るわ。
またね、美音ちゃん。」
紗英は手を振って
帰っていった。
美音は首を
傾げながら中へ入った。