君と僕を繋ぐもの~絆 次世代編~
2人は唖然としていた。
まさか、自分たちが
本当の姉弟では
なかったとは。
その後、笑みが
溢れそうになるのを
2人は必死に堪えていた。
だって姉弟じゃないのだから、
恋愛が堂々と出来る。
こんなに嬉しい事は無い。
「…黙っていて悪かったな。
成人するまで
言わないと
決めていたんだが。」
「いいよ。
俺たちが姉弟じゃないって
解っても解らなくても、
今まで通り
仲良くやっていくんだから。」
「そうだな。
お前たちなら
仲良いから大丈夫か。」
「そうだよ。
何にも心配いらないよ。」
美音が言って、
ひとまず
その話は終わった。
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