好きなのに。
「私もです。ごめんなさい。」





「気にしないで。俺もだから。」





「あっ。はい。」





彼にすこし礼をして行こうといた。





「あ!ねえ!今1人なの?」



「そうですけど…」





「よかったら少し喋ろうよ。」





「いいですよ。」






私も暇だしいっか。



この人なら大丈夫だろう。







「名前教えて?」




「田中由美です。」





「由美ちゃんかぁ。俺は山田涼。よろしく!」




「よろしくお願いします。」




「敬語はやめようよ。俺は18。由美ちゃんは?」



「17だよ!」





これが涼との出逢い。



涼は髪の毛が黒くてジャージでおもしろい人だった。
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