好きなのに。
「ふざけんぢゃねぇよ!お前らバカにすんなよ!」




私はなにかが壊れたように怒鳴った。




自分をとめられない。





奈美も言った。


「由美に謝れよ!」




女の子二人はさっきと違う私達にびっくりしている。




歩いている人達もびっくりしている。







「なっなんなんだよ。年下のくせに。」




「年なんかいまさら関係ねぇよ!悪いことしたんだから謝れよ!」



「うちら別に悪いことしてないし。」




「ふざげんぢゃねぇよ。利用しただろーが!」






まだ笑ってる二人にムカついて近づいた





「いつまでも笑ってんぢゃねぇよ!!」



次の瞬間1人にのりかかってしまった。





「わっわっわかったよ!涼に言っとくよ!ごめん!」




二人が急いで私達の前から走って逃げていった。




周りの人も私達に目をあわせないようにしている。





やっちゃった。




あはははは。



私達は我にかえってその場からにげた。



< 35 / 87 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop