不良BoyにLoveMAX
鈍感girl-大胆な
次の日
私は怖い顔、いや元々の虎君の顔を前にしながらポテトを頬張っていた。
虎君が昨日宣言した通り私は虎君にポテトを奢った・・・
と言いたいところだが虎君が何故か私にポテトを奢ってくれた。
虎君は女に奢られるなんてかっこ悪いとか言って奢ってくれたのだ。
やっぱり優しい虎君。
「おい、なに見てんだよ」
「カッコイイ~」
「ふざけんな。じろじろ見るな」
うーん。虎君はやはりまだ私には冷たいな。
もしかしてツンデレとか?
「おい、塩ついてる」
「へっ」
いきなり虎君が私の頬っぺたにある塩を指ですくって取ってくれた。