不良BoyにLoveMAX
「可愛いから付き合ってよねー。ぶつかったお詫びとしてさ」
「むっ無理です!」
金髪の不良が女子高生であろう女をナンパしていた。
まったく、これだからモテない男は困るんだよな。
女をナンパでしか掴めないなんて。
ダセー。
「おい、なにしてんだよ」
俺は女が嫌いだか自分より弱い奴に突っ掛かってる不良にムカついた。
多分この町の奴だから知ってんだろう。
俺が北校の頭だって。
「はっ?なに?お前には関係ねえだろ」
驚いた。
なんだよ、まだ知られてねえんだ。