スノー・ラヴァーズ
「どうかした?はい、どうぞ。」
ドロップが悩んでいる間に家主は家の中に入っていた。
笑顔で手招きをしている。
手招きされては引き下がれるはずもなく…
ドロップは覚悟を決め中に入って行った。
「こっちだよ。」
さらに手招きされ部屋に案内された。
「今日はここをどうぞ。大丈夫、鍵もかかるから。」
ニコッと笑顔で彼は言う。
部屋にはふかふかのベッドがあり、掃除も行き届いている。
普段、こんな所に来客なんてあるんだろうか?
と悩むくらいキチンと部屋が用意されていた。
「とりあえずご飯にしようか?ご飯はこっち。」
楽しそうに彼はまた案内を始めた。