Change Life！

｢私、先日ご連絡頂きましたライフプランナーの佐伯と申しますが…｣




佐伯と名乗るその青年はにこやかに営業スマイルを浮かべると、セールスマンお得意の挨拶を並べたてた。


｢は…？人違いだと思いますけど…｣

｢森柚姫様…ですよね？先日弊社のアンケートメールにご返信頂いた｣

｢メール？……あっ！！｣

｢…思い出して頂けました？｣




ここでようやくメールに返信したことを思い出したけど、まさか…信じられない。





｢…とりあえず、どうぞ。今開けますから｣
｢ありがとうございます｣


半信半疑でドアを開けると、その人は軽く会釈をして家に入ってきた。