理想彼氏

―このまんまだと、どうかなりそう!!



ドクンッ、ドクンッ



高鳴る鼓動にあたしは折れた。



『と、友也が・・・子供みたいでかわいいなぁ~、って思ったから・・・そーゆこと考えてたらなんだか笑えちゃって・・・』

「・・・ふーん」



じゃあさ、と、友也に顎を掴まれ、顔を上げさせられた。
ドアップで友也の顔が映り、心臓が跳ね上がる。

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