心に光るもの
「すごい!今日だけで下書き終わったで」

「さすが俺やな」

「あ−腰痛ぇ−これ明日バイト行けるんか?」

「え、明日バイトなん」

さやが躍ろいて忠義に聞くと、忠義は頭をうなだらしたまんま頷いた

「お前痩せっぽのくせにがりっがりんなんで」

「ええ、ええ。もう諦めとるから」

「ずるいわ−私なんて頑張っても痩せんのに」

「痩せててすいません」

「むかつくわぁ−なな−宇治川君むかつくわ−」

「まぁなぁ、生れつきなんちゃう?」

「あーあかん、ななも痩せてるんやった。ってここにおる人皆痩せてるやん。雄太かってガリガリやし…いやぁ−助けて−」

さやは一人あたふたしとった
私はそれを見てさやを宥め
忠義と雄太はまた二人でじゃれ合っとった
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