桜の木の下で



というか、先輩と遥香ちゃんお似合い…



…ヤバい、友だちに妬いてしまった。



ニコニコしながら先輩と話す遥香ちゃんの腕を掴み、先輩から離した。



「ん、どうした?」



「ご飯食べる時間なくなるよ!」



「あ、そうだね。んじゃあ行こうか」



「ではさようなら!」



「さようならーっ」



「じゃあなっ!」「バイバイ」



お兄ちゃんと先輩と別れて、わたしと遥香ちゃんは走って階段を駆け上がった。



< 19 / 250 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop