桜の木の下で
▼ 第二章



中学3年生のとき、悠太先輩と同じ桜岡高校に行きたくて、勉強を必死に頑張った。



そして今、その夢が叶い、先輩が毎日くぐっている校門の前に立っている。



「…よし」



勇気を出して、わたしは一歩前に進んだ。



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