桜の木の下で



わたしは遥香ちゃんに昨日から今日の朝までの出来事を全部話した。



話が終わったあと、遥香ちゃんは自分のことのように喜んでくれた。



「でも凄いね先輩…一晩隣で寝て我慢できたんだ」



「何を?」



「いや?別にーっ?」



遥香ちゃんの言うことがたまにわからない。



やっぱり遥香ちゃんは大人だなあ…



そう思いながら、ミルクと砂糖がたっぷりのコーヒーを飲んだ。



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