【完結】ヒミツの恋愛<先生×生徒>
「ううん。……なんでもないよ」


私は小さく呟いた。




「そう?ならいいんだけど……」


真由子は少し俯いた。




「ほんとに大丈夫だよ。……心配してくれてありがとう」


私はそう言うと、ニコッと笑った。




「……うん」


真由子は小さく頷いた。




「心配しなくても大丈夫だから。そんなに悲しそうな顔しないでよ」


私はそう言うと、"ねっ?"と首を傾げた。




「う、うん。……わかった」


真由子はしぶしぶ頷いた。




……ほんとに真由子には悪いことをしたと思う。


たくさん心配かけたし。
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