【完結】ヒミツの恋愛<先生×生徒>
わかります?迷惑なんですよ。


め・い・わ・く。




「しょうがねーだろ。葉月が好きなんだから」


「……はあ。だからそういうのが迷惑だって言ってるんですよ。前にも言いましたよね?教師が生徒を好きになるなんておかしいって。その言葉の意味、まだ理解出来ませんか?」




私はそう言うと、伊吹をジィーッと見つめた。




「……んなこと言われたって、好きなんだからしょうがねーだろ」


伊吹は小さな声でそう呟いた。




「ふざけないでください。私はあなたみたいな人が大ッキライなんです。大体、教師と生徒が恋愛するなんて前代未聞です。じゃあ!!」


私はそう言うとそのまま準備室を出た。
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