【完結】ヒミツの恋愛<先生×生徒>
「……アハハッ」


真由子、ごめんね。




本当に申し訳ない。


……アイツの好きな人、私なんだよ。




「伊吹先生、やっぱり好きな人居るのかな?」


真由子が顎に手を当てて、首を傾げた。




「……さ、さあねっ」


だから、アイツの好きな人は私なのよーっ。




「えー?伊吹先生の好きな人、葉月も知らないんだあ」


「う、うん」




ごめんね、真由子。


ダマすつもりはないの。




……ないんだけど、許してね。


アイツの好きな人、私だから。




バレちゃイケないと思うんだよね。
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