【完結】ヒミツの恋愛<先生×生徒>
「えーっ。ムリだよぉ」


真由子が唇を尖らせる。




「……なんでよ」


そのくらい聞けるでしょ?!




「だって……伊吹先生に好きな人が居たら、ショックで倒れちゃうかもしれないじゃん」


……はっ?




「……なに言ってんの?そんなこと聞いたって倒れないわよ」


ったく……言うことがおおげさなのよ。




「じゃあ、本気で倒れたらどうすんのよ!!」



真由子が声を荒げる。




「大丈夫よ。そんなことで倒れたりしないから」

そんなことで倒れたら、彼女居るって聞いた時もっと倒れるかもしれないじゃない。
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