好き嫌い。



そんなことを考えているうちに

刻々と時間は過ぎていき

本当に…いつの間にか放課後になっていた。


「ちょっと~莉子??ぼんやりしすぎ!!っていうか赤木君が読んでるから!!」

ホラって指をさした方向を見ると

志貴が立っていた。


「ふぁ~…んー、じゃ梨瀬またね。」

眠いのを押し堪えて、鞄を持って志貴の方に向かった。


「何かあったら電話してよー!!」

って…

そういえば咲も同じような事いってたなぁ~

思い出したアタシは今日また咲にでも連絡しようと思ったのだ。



「莉子?眠いんだ?」

「んー…眠たすぎだし。。。」

ははって笑いながら前に進んだ。




私たちはいつ前に進むのだろうね?

進まないのかな??






< 11 / 16 >

この作品をシェア

pagetop