好き嫌い。
そんなことを考えているうちに
刻々と時間は過ぎていき
本当に…いつの間にか放課後になっていた。
「ちょっと~莉子??ぼんやりしすぎ!!っていうか赤木君が読んでるから!!」
ホラって指をさした方向を見ると
志貴が立っていた。
「ふぁ~…んー、じゃ梨瀬またね。」
眠いのを押し堪えて、鞄を持って志貴の方に向かった。
「何かあったら電話してよー!!」
って…
そういえば咲も同じような事いってたなぁ~
思い出したアタシは今日また咲にでも連絡しようと思ったのだ。
「莉子?眠いんだ?」
「んー…眠たすぎだし。。。」
ははって笑いながら前に進んだ。
私たちはいつ前に進むのだろうね?
進まないのかな??