俺の気持ち、君に届け。【ホワイトデー企画】
「ごめん、待たせたか?」
5分前に駅に行くと、未知留がもういた。
「ううん。私さっき着いたから。
てか、淳司早いね。いつも遅刻するのに。」
いつも遅刻…。
当たってるだけに、言い返せない。
「たまには早く来ないとな。
今日、可愛いじゃん。」
いつもはジーパンなのに、今日はバルーンスカート。
何気、気合い入ってねぇか?
未知留のオシャレで、下がったテンションが浮上した。
だって、ホント可愛い。
普段もだけど、今日は知らない人みたいに見える。