俺の気持ち、君に届け。【ホワイトデー企画】


「ごめん、待たせたか?」


5分前に駅に行くと、未知留がもういた。


「ううん。私さっき着いたから。
てか、淳司早いね。いつも遅刻するのに。」


いつも遅刻…。


当たってるだけに、言い返せない。


「たまには早く来ないとな。
今日、可愛いじゃん。」


いつもはジーパンなのに、今日はバルーンスカート。


何気、気合い入ってねぇか?


未知留のオシャレで、下がったテンションが浮上した。


だって、ホント可愛い。


普段もだけど、今日は知らない人みたいに見える。


< 36 / 55 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop