俺の気持ち、君に届け。【ホワイトデー企画】
『次は〇〇町~
お荷物、お忘れない様お願いします。』

「あ、着いたよ。」

「お、そうだな。」

繋いだ手に力を入れた。


すると、未知留も同じ様に握り返してきた。


「早く行こ?」


行き先告げてないのに、何故か嬉しそうに歩き出す。


そんな彼女を見てるだけで、心が弾む。

「未知留、こっち」

そんな弾む心を押さえながら、少し小走りになる。


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