俺の気持ち、君に届け。【ホワイトデー企画】


『ねぇ、此処の問題分からない。教えてよ?』


数学の教科書を持って、俺の机の前に立っていた。


『何処?』


『此処の、問い③。』


俺の席の前の席の椅子に座り、横の髪を耳に引っ掛けた。





ドキッ




その仕草に心臓がでかく音を立てた。



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