君に恋して…
彼らは何か相談すると

「じゃぁ、今度の休みの日、みんなで、水族館に行こう!」

と言い出した。

「水族館…?」

「そう、水族館。」

そういわれ、
水族館に決定。

「じゃぁ、連絡とりたいから、空、」

空さんは何も言わず、
昴さんのほうを向いた。
「はい、」

そういって渡された一枚の紙。
なかを開くと、
メールアドレス

電話番号が
書かれていた。

ここにメールすればいいってことなのかな…

その紙を渡すと
三人は歩いて行ってしまった。

まさに嵐のようにやって来て
嵐のように去って行ったよ…


あたしと翔くんは
ただただ三人の後ろ姿を見ていた


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