君に恋して…

あおいSIDE

「おなかへったぁ―」
いまは一番眠くなる国語の授業中。
更にお腹がすく4時限目
ダブルでわたしは辛かったりする
「あと20分で終わるんだから少しは我慢しろよ」
そういってくる翔くんの声………だけど私は
「だってぇ―腹がへっては戦はできぬって言うじゃん。」
こーんなだだをこねている。
「まったく」
そういって呆れながら
黒板の方に顔を向けた

キーンコーンカーン
コーンキーンコーンカーン
コーン

やったぁ～
お昼だぁ～
おなかすいてたんだよね～
らんららら―ららん♪
鼻歌まじりでスキップをする私。
いやスキップは恥ずいからこの辺でやめとこう…
そう思って私はカフェテラスに歩いて向かうのだった。

カフェテラスに着いた私は、空いている席を探す。しばし歩き回っていると
「オーイ！あおいー！」
ん？どこだ？人がいっばいでどこにいるかわからん
「こっちや、こっち！」
声のする方に目を向けると友達の三島 未留が
こっちを向いて手招きをしていた。
あ、なんだ未留か、
私はそう思いつつも
未留の方に向かった。
「どーしたの？未留、
未留が笑顔でここに座ってなんてどんな風のふきまわし？」
私がここ座っていい？
って聞くと必ず
ダメや！光（あかる）さんが来るから
とか言うのに…
もしかして…！
「光さんとケンカしたの？」
「なわけないやん！」
「ふーん、じゃあ何があったの？」
「何もないんやから…」

あー、何か隠してるなこれは、
こういう時は、…

「そ、ならいいや、」

ちょっと冷たくすれば、

「あんな！」

ほら、きた

「何？」
「あんな…」
「うん」

何だろう…？未留が真面目な話しとかにあわなすぎなんですけど。

そんなことを思いつつも私は未留の話しを真面目に話しを聞くことにした
「光さんがな…」