2度目の恋
♪~♪~

(ん??知らない番号・・)

出ようか悩んだけど、出ることにした。

いつもの私だったら絶対に無視してたはずなのに、

この電話は出た方がいい気がした。

「もしもし?」

「おい!
お前24日の夜空けとけよ!」

「うん?向井さん??
何で番号知ってるんですか??」

「あー、マリちゃんに聞いた。
それより、24日の夜、バイトの後みんなでパーティーするから。
お前は強制参加ね!」

「えっ、あっ、いや、行きたいんですけど・・。
お母さん許してくれるかな~・・?」

「あっ、そうか。
お前、高校生だったな。
普通に無理か・・。
わかっ・・」

「待って!
親に聞いてみるから!
行けるように頼んでみる!!」

「分かった!
じゃー来れたらでいいからな。
無理すんなよ?」


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