ロンリー・ハート《この恋が禁断に変わるとき…》【完】
食事会も2時間ほどでお開きになり
少し疲れた様子の伯母さんは
伯父さんと寝室に向かい
聖斗は理絵さんを送くって行った。
キッチンで食器を洗ってる私を
後ろから抱きしめてきた優斗。
「あ、んっ。ダメだよー優斗」
「どうして?」
「伯母さんたち居るのに…」
「母さんが見たら、喜ぶかも…」
「もう、バカ!」
優斗の腕が
徐々に下へと降りてくる。
「優斗…」
スカートの中に入り込んだ指が
イジワルな動きをして
私は思わず、お皿を落としそうになった。
「美羅が、欲しい…」
優斗が、こんなことする人だなんて思わなかった…
結構エッチなんだ…
「夜ね!」
「待てない…」
もう片方の手が
胸を強く揉みしだく
「や…だ、優斗」
「部屋で待ってるから…」
「うん…」
私の頬に軽くキスすると「早く来て」と言って
優斗はキッチンを出て行く。
洗い物を済ませ
優斗の部屋に行くと
すぐさま服を脱がされ
ベットに押し倒された。
優しく、激しく
私を愛してくれる優斗に
体は素直に熱くなり
声を殺しながら絶頂を繰り返す私。
それを満足そうに見つめる優斗
「美羅、お前を
こんな女にしたのは誰なんだ?」
私の髪を撫でながら
優斗が呟く
「え、何?」
「凄く感じるし、キスも上手い。
美羅を、こんないい女にした男に嫉妬するよ…」
「優斗…」
優斗が嫉妬してる男性が
聖斗だと知ったら
優斗は、私を今まで通り愛してくれるかな…
「これからは、俺だけだからな!
他の男に触らせたくないよ。
いいね」
「うん…」
優斗の胸に顔を埋め
頷く私に、優斗は驚きの言葉を投げかけてきた。