紅い華
左之「ほら、言ってみ?」



『わっ、たしをッッッ………すてっ………たり………しッッッない?』



左之「しねぇ、しねぇから………」


左之……………
左之は小さな子供をあやすようにポンッ、ポンッ、と一定のリズムで私を抱き締めながら背中を叩いてくれた



『フッ……クッッッ…………………』


だいぶおちついたな…………はぁ、

左之には迷惑かけたかな…………てか、近藤さんとやらのこと忘れてた………



左之「少しは落ち着いたか?」



『う…………ん、てか、近藤さんとやら…………』



左之忘れてそうだなぁ………


左之「あっ!!」


………………やっぱり………



左之「えっと、近藤さん、コイツが総司の拾ってきた女、琉夏だ。」



近藤?「ゴホンッ………………私は壬生浪士組局長、近藤勇だよ…………」



てことは横の人は

皺男「俺はひz「土方歳三ですね?天保6年皐月の5日生まれですね?」



私がそういうと土方は豆鉄砲を食らったような顔になった(笑)



『ほんとのことを言います。す、べ、て、真実です。そして私もその真実を受け入れられていません…………………………………………そのぐらい、突拍子もない話ですので心して聞いて下さい』



< 6 / 9 >

この作品をシェア

pagetop