ねぇ、好き?



いきなり扉が開き、
一人の男の子が入ってきた。



あ……。

確か……、同じクラスの前城君……だっけ?


そんな事を呑気に考えていたら…。


「里山さん?」


「はい!?」



いきなり名前を呼ばれた。


声……裏返っちゃったよ……!!



あたふたしている私を見て、前城君は

「大丈夫、大丈夫。」


何て、ちょっと馬鹿にしたように笑ってくる。


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